- しかい
- I
しかい【司会】会の進行をつかさどること。 また, その人。
「座談会で~する」「~者」
〔古代中国で, 財政を司った官名〕IIしかい【四海】(1)四方の海。(2)国内。 天下。 世の中。 また, 世界。「征夷将軍の跡を継がしめ以て~に号令せり/日本開化小史(卯吉)」
(3)〔仏〕 須弥山(シユミセン)を四方から取りまく海。~波静か〔宋の楊万里の語〕天下がよく治まって泰平なこと。 また, 国の内外が平和なこと。IIIしかい【四界】(1)〔群書拾唾〕天界・地界・水界・陽界の総称。(2)〔倶舎論〕地・水・火・風の四大の称。IVしかい【尸解】道家の術で, 仙術を心得た者が肉体を残して, 魂魄(コンパク)だけ抜け出る術。Vしかい【市会】(1)旧制で, 市に置かれた議会。(2)「市議会」の略。VI「~議員」
しかい【斯界】この社会。 この方面。 この専門の筋。VII「~のために尽くす」「~の権威」
しかい【歯科医】歯科医師のこと。VIIIしかい【死海】〔Dead Sea〕アラビア半島北部, ヨルダンとイスラエルとの国境にある塩湖。 湖面が海面下392メートルにあり, 世界で最も低く, 排出河川がないため塩分が非常に濃い。 ヨルダン川が流入。死海(水浴)IXしかい【死灰】(1)火の気のなくなった灰。(2)生気のないもの。「頭(コウベ)を垂れて, ~の如く控へ/高野聖(鏡花)」
~復(マタ)燃ゆ〔史記(韓長孺伝)〕一度勢いを失ったものが, 再び盛んになる。 一度落着した事柄がまた起こる。Xしかい【視界】目に見える範囲。 視野。XI「~に入る」「~がきかない」
しかい【詞海】詩文の語彙(ゴイ)の豊富なことを広大な海にたとえていう語。「汪洋たる~想海の何処に漂ふとも/思出の記(蘆花)」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.